三日月と林とカマイタチ

例えば、何も知らない宇宙人に「八宝菜」を説明するとしたら、どんなふうに説明する?「涙」の成り立ちとか、いやいや、前提として地球のの説明からするかもね。
マカロン
ナポレオン
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風の強い大安の夜明けにゆっくりと

社員で働いていたころ、いまいち辞める機会が持てなかった。
どうしても退職したかったという訳ではなかったから。
チームで働く情熱がなかったのかもしれない。
でも、その日、熱意を込めて今月で辞職すると報告した。
こんな日に限り、普段すごく怖いと印象を抱いていたKさんが、気さくに話しかけてきてくれた。
話がそれて、自分の気持ちを知らないKさんが「この業種、大変だよね。おまえはしばらくやっていけるよ。」といった。
不甲斐なさで悲しくなった。
私は、会社の帰りに、採用担当に退職を無かったことにしてもらった。

どんよりした月曜の早朝に焼酎を
遠くの故郷で暮らすお母さんもたまらなくかわいいらしい孫のためとして、たいそう大量にお手製のものを作ってくれて送ってくれている。
アンパンマンがたいそう好きだと伝えたら、その生地で、ミシンで縫って作ってくれたが、生地の以外とたいそう高価で驚いていた。
布は縦、横、上下のキャラクターの向きがあるので大変らしい。
だけど、しかし、多量に、作ってくれて、届けてくれた。
孫はとってもかわいいのだろう。

汗をたらして叫ぶあいつと濡れたTシャツ

夕食時に、アサヒビールを一人で飲むのが習慣になっているけれど、最近、その後にワインも飲んでいる。
もちろん、その後に外に出かける仕事をしないときに限定されるけれど。
ひとり暮らしをしていた時に、家の近くでワイン専門店を発見して、父の日も近かったので買ったことがある。
私は少々見栄っ張りなので、「1万円以上のプレゼント用ワインを探しています」などと話して。
父にプレゼントした、ワインが1万円ほどしたことを我慢できずに言ってしまうと、父は気まずそうに「・・・うん、何かが違う」と言ってくれた。
他には何もいう事は、なさそうだった。
この一件で、特にワインの値段にはこだわらなくなった。
あー美味しいと思えるアルコールだったら、値段や質にはこだわらない。

喜んで踊る兄さんとファミレス
久しく行ってなかった出張の時、初めて業務でお世話になったAさんという男性は、背の高い上司だ。
初めて挨拶した際以降厳しそうで、仕事以外での会話は少しもできなかった。
その際、なんとなくAさんの袖をまくった手首を拝見してびっくりした!
大きなパワーストーンブレスレットかなりの数つけられていたため。
咄嗟に、パワーストーン詳しいんですね!と出てしまったほど。
するとAさんは得意げに、しかも子供っぽい表情で、ひとつひとつの天然石の由来を教えてくれた。

具合悪そうに大声を出すあの人と花粉症

行きたくて行きたくて仕方がなかった所、それは静岡県の真鶴だ。
初めて知ったのは「真鶴」という題の川上弘美の本。
内容が深く、私の未熟な感覚では、いまだに深い感動はできない。
代わりに、本の中の真鶴半島の雰囲気が大好きで、まだ見ぬ真鶴に憧れていた。
静岡県の、神奈川県小田原市の県境に位置する所がここ。
突き出た部分が真鶴岬。
岬の先、海から見えているのは三ツ岩という岩が3つ。
一番大きな石の上には鳥居としめ縄があって潮が引くと歩いて渡れる。
思いかなって、本物の景色を見ることができた。
私の一眼のメモリーは真鶴の写真がいっぱい。
宿の女将さんにここに住みたいと話すと喜んでくれた。

具合悪そうに体操する君と擦り切れたミサンガ
昔、体の調子が悪い上に、偏食と、眠りの質が変だったので、シミが多かった。
このままじゃヤダと考え、生活習慣を健康的にし、体にいい事をやってみようとリサーチした。
健康雑誌で推進されたのが、アセロラドリンクだ。
現在に至るまでごくごく飲む。
あのレモンよりもビタミンがたっぷり含まれているらしい。
コンディションとビューティーは何と言っても食事から形成されるのかもしれない。

どんよりした金曜の明け方に窓から

今日は少年は、小学校の給食係だった。
帽子とマスクを着け、白衣を着て、他の給食係達と、給食を給食室に取りに向かった。
今日の主食は、ご飯じゃなくてパン。
バケツみたいに大きな蓋付きの鍋に入ったシチューもあった。
少年は、一番重たい瓶入り牛乳だけは、男の子が運ばなければならない、と思っていた。
クラス全員分だから38本ある。
なので自分が、バットに入った瓶入り牛乳を持ったけれど、同じ給食当番のフーコちゃんが一緒に運んでくれた。
瓶入り牛乳は重いので女の子に運ばせたくなかったけれど、同じクラスで気になっているフーコちゃんと教室まで一緒に歩ける、と思ったので、少年はちょっとドキドキしながら、そのまま2人で牛乳を持って行くことにした。

汗をたらして吠える兄さんと擦り切れたミサンガ
今日この頃は、漁港に釣りに出かけていない。
休日も無く働いてめっちゃ過密スケジュール行けないというのもあるけれど、たいそう日差しが強いので、出かけづらいのもあることはある。
それに加え、帰り道に近くの堤防を見ても魚をかけている雰囲気が全然ないから、どうしても行きたいとは残念ながら思えない。
非常にふんだんに釣れていたらそわそわして行きたくなる。

暑い火曜の夜明けは食事を

海が大変近く、サーフィンのスポットとしてもたいそう知られている場所の歩いてすぐに住んでいる。
ゆえに、サーフィンをしたことがある方はすごく多くいて、出勤の前に朝少しでも行くという人も存在する。
そんなふうに、波乗りをしている方が多いので、誘われることがものすごくあったのだけれど、毎回毎回断っていた。
それは、俺が、運動神経が悪く、息継ぎできずに泳げないからだ。
だけれども、泳げなくてもできると言われ、やってみたけれど行ったスポットは熟練者が行くところで、テトラポッドが近くに設置されていて、スペースが狭い場所でした。
泳げない私は、パドリングをする筋力も少なくて、すぐに流されテトラポッドにたたきつけられそうになり死にそうになりました。

熱中して話す兄弟と花粉症
小学生のころから、読書は好きでしたが、暇なときに、親が買ってくる本や図書室にある本を読んでいました。
ちゃんと理解しながら読み始めたのは、高校3年生の時。
授業で、よしもとばななさんのムーンライトシャドウを学習してからです。
ストーリーは、恋人を失った主人公の、高校時代の回想からのスタートです。
恋人と死別してしまう経験はその当時も今も、ありません。
だけど、当時の私に主人公の悲しい気持ちが乗り移ってきました。
複雑な感覚でした。
ヒロインと、私の年が近かった事、それもひとつの理由だと考えています。
帰り道に、その本を買って帰ったのが文庫本を購入した初めてでした。
このストーリーは、「キッチン」に収録されている作品です。
随分昔のストーリーですが、ずっと輝き続ける素晴らしい作品だと思います。

道

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